5/31/2023
■当院では感染症対策として、来院なさった方全員の体温を非接触法で測定させていただいております。また、ご家族や周囲に新型コロナウィルス感染症の方、はやり目の方がいらっしゃる場合には予めお電話でご連絡いただきたくお願い致します。ご不便をおかけしますが、何卒ご協力お願い致します。
■夜尿や便秘でお困りのお子様は一度ご相談ください。
夜尿は幼稚園や保育園の年長さんの学年からご相談をお受け致します。小学生は早めにご相談いただき、必要な検査や治療を行います。 便秘は、便が硬い、便が出にくい、排便時にお尻を痛がるなどの症状のみでもご相談ください。便秘が進行してしまうと完治までに時間がかかります。 生活の質という側面からも治療対象と考えております。
■食物アレルギーのお子様の診療について
当院では食物アレルギーのお子様の食事指導を行っております。栄養や発達を考慮して、お子様のアレルギーの程度に応じて安全な量の食物を少しずつ食べて慣らす方法(卵白に対するベイクド・エッグ法など)を行っております。対象食物を完全除去する方法は、少量ずつ付加する方法に劣る古いやり方であると各種論文で報告されております。但し、アナフィラキシーの既往があるなど重症の食物アレルギーをお持ちのお子様は基幹病院の専門医と連携し治療に当たります。なお、重症の患者様を対象に、外来で原因食物を負荷する方法は危険があるため当院では行いません。重症患者様に対する診療所での食物負荷試験の危険性は世界的に認識されております。なお学校などに提出する食物アレルギー管理指導表は、かかりつけの医師が記載することになりますのでご注意ください。
■感染症の流行
インフルエンザの患者さんは中学生を中心に増加している印象です。特定の学校内というより、塾や部活などでの感染が疑われます。一方、RSウィルス感染症を始めとする呼吸器感染症は依然として流行しています。また、胃腸炎流行も完全には収束していないようです。呼吸器ウィルスや胃腸炎の原因となるウィルスの殆どはアルコールに抵抗性ですので、流水による手洗い(30秒間、流水で手を擦り合わせれば十分です)を推奨致します。
■新型コロナウィルス感染予防について
本日から感染症法分類で5類になりました。マスク着用は個人の判断となりましたが、マスク着用により不用意に鼻を触るなどの感染リスクを減らすことができることに加え黄砂がとんでいる日が多いので、人混みに出かける場合には着用をお勧め致します。また、室内では定期的な換気を行いましょう。もちろん、こまめな手洗い等これまでの予防策も続けましょう。 小児科学会からは生後6ヶ月以上のお子さんに対するワクチン接種が推奨されております。しかし、当院では、希望する方が少ないこと、感染者の大半が軽症であることからワクチン接種を行いません。かかりつけの患者様で接種をご希望の方には、ご不便をおかけすることお詫び致します。(http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=451、http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=466) なお、厚労省からは下記の方には新型コロナウィルスワクチン接種に関する努力義務が示されております。 ①心臓、肝臓、腎臓又は呼吸器に慢性の機能の障害を有する者 ②免疫の機能を低下させる疾患にかかっている者 ③免疫の機能を抑制する治療を受けている者 ④免疫異常に伴う神経疾患又は神経筋疾患にかかっている者 ⑤神経疾患又は神経筋疾患を原因とする身体機能の低下が認められる者 ⑥染色体に異常を有する者 ⑦血液疾患にかかっている者(18 歳以上であって、鉄欠乏性貧血にかかっている者を除く) ⑧18 歳以上であって、インスリンその他の糖尿病治療薬を用いた糖尿病の治療を受けている者又は合併症を引き起こしている糖尿病の患者 ⑨18 歳以上であって、睡眠時無呼吸症候群の患者 ⑩18 歳以上であって、重い精神疾患にかかっている者 ⑪18 歳以上であって、知的障害を有する者 ⑫18 歳以上であって、BMI(次の算式により算出した値をいう)が30 以上である者 BMI=体重(kg)/身長(m)2 ⑬18 歳未満であって、代謝性疾患にかかっている者 ⑭18 歳未満であって、悪性腫瘍の患者 ⑮18 歳未満であって、膠原病の患者 ⑯18 歳未満であって、内分泌疾患にかかっている者 ⑰18 歳未満であって、消化器疾患にかかっている者 ⑱①から⑰までに掲げる者のほか、新型コロナウイルス感染症にかかった場合に重症化するおそれが大きいと医師が認める者
■新型コロナウィルス感染症の情報については、下記をご参照下さい。
〇日本小児科学会 >>> http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=369インフルエンザと新型コロナウィルスの同時流行について http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=468
〇厚労省 >>> 新型コロナウイルスに関するQ&A
〇 日本感染症学会>>> href="https://www.youtube.com/channel/UC_uZs9O9gDmAGj0vlizvspA" target="_blank">日本感染症学会YouTubeチャンネル
診療科目
小児科一般・アレルギー疾患・乳児健診(水曜日14:00~15:00)・予防接種(火14:00〜16:00・金曜日14:00~15:00)
住所:〒339-0067 埼玉県さいたま市岩槻区西町4-1-6
電話番号:048-749-7007
予約専用電話番号:(050)5577-4873
予約専用URL:http://c.inet489.jp/takeda7007/
駐車場可能台数:10台